当院の虫歯治療

麻酔液は少量ずつ丁寧に注入し、体への刺激を最小限にするよう努めています。また、麻酔注射の後は十分な時間をおき、しっかりと麻酔が効いてから治療を開始します。

痛みが苦手で歯科治療をためらっている方も、安心して診療を受けていただけるよう、これからも患者さまに寄り添った治療を心がけてまいります。

削りすぎを防ぐため、以下の医療器具・設備を導入しています。

こうした器具を用いた精密な治療によって、患者さまの大切な歯を守り、少しでも長持ちさせられるよう努めています。

根管内部の病巣を除去する際は、「ファイル」と呼ばれる器具を使用します。当院では、ニッケルチタン製のファイルを採用。一般的なステンレス製と比べて柔軟性が高く、複雑な形状の根管でもしっかりと治療できるのが特徴です。

根管の形は患者さまごとに異なり、複雑な形状を持つ場合も少なくありません。そこでほとんどの症例で歯科用CTを活用し、3次元的な診断を実施。2次元のレントゲン写真では判断しづらい複雑な形状も把握できるため、より精密な治療が可能です。

患部を肉眼の5～20倍まで拡大できるマイクロスコープを導入しています。これにより健康な歯の組織を必要以上に削らず、本来なら抜歯が必要な状態でも歯を残せる可能性が高まります。

また、精密な処置により1回あたりの治療効果も向上。肉眼で行う治療に比べ、半分程度の期間で完了するケースもあります。

さらにマイクロスコープは、治療の過程を映像に残すことが可能です。動画で確認ができるため、患者さまにも「わかりやすい」とご好評いただいています。

このような最新の設備により、なかなか痛みがとれない重症の虫歯でも症状の改善を目指せます。また、器具を使い捨てにして常に清潔を保つことで細菌感染を防ぎ、再発しにくい根管治療に尽力。これからも患者さまの大切な歯を守れるよう、真摯に治療に取り組んでまいります。