新宮町の痛みの少ない歯医者・矯正歯科
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:00~12:30 | ○ | ○ | ○ | 〇 | ○ | ○ | × |
14:00~19:00 | ○ | ○ | × | 〇 | ○ | × | × |
休診日:日曜・祝日、水曜・土曜の午後
安河内歯科医院は昭和7年に初代・安河内 英二が自宅に併設(というより当初は自宅の一部の部屋を歯科医院にしただけ)する形で開院しました。
現在の医院開業のイメージとはかなりかけ離れており、とにかく診療に最低限必要なものから少しずつ揃え、改装や増築を何度も重ねて歯科医院という形を作り上げていったようです(写真はおそらく増築後)。
当時の日本では基本的な医療器械や薬品ですら今では想像できないほど高額かつ入手困難な時代で、創業時には多くの方々の助けなくしては成り立たなかったと想像できます。
当時の状況が垣間見えるエピソードはいくつもあり、現JR福工大前(旧国鉄新宮駅)から約3キロを徒歩で歩いても、車も人も誰ともすれ違わずに病院まで歩いて来れた、とか、診療代金の代わりに野菜やお米が置いてあったことも多かった、とか、とにかくたくさんの人々の助け合いで地域社会が成り立っていたのがよくわかります。
昭和43年には二代目院長・洋起が、現在地に移転開業。このときはまだ予約制ではなかったため、朝6時くらいから病院玄関横の藤棚で順番待ちの患者さんが待っており、また午前中がむりでも午後から診てもらうため、弁当持参、しかも待合室で弁当を食べている患者さんも多かったとか!
(そういえばいつだったか、ある患者さんが昼休みがはじまる頃に来られてテレビを見ながらお弁当を食べ、そのあと気持ち良さそうに昼寝していることがありました!)
1972年(昭和47年)4月に新宮町に父・洋起(=安河内歯科医院二代目院長)と母・雅枝の第二子(長男)として誕生。祖父・英二(=安河内医院創設者、初代院長)は跡継ぎ誕生がうれしいかったのか、よく知人宅に連れてまわっていたようです。
最早生まれで何やってもビリだった1年生。その後順調に成長し、2年生ではリレーの選手になり、その後も学級委員長などを立候補するようなタイプでした。厳格な2歳年上の姉がいたため(?)か、かなりの泣き虫だったようです。ドッチボールや野球が大好きで、また4年生からは剣道もはじめ、運動神経にはかなり自信があったように記憶してます。小学校の卒業文集に将来の夢に「歯医者になること」などど書いており、長男として、しっかり跡継ぎ教育がなされていたようです(笑)。
また、とある「お兄さん」的な親戚が久留米附設〜東大現役合格という快挙を成し遂げたため、それに対するあこがれと、中学校で坊主頭にしたくない!というモチベーションで中学受験をすることに!5年生くらいから塾に通い始めました。
久留米附設はあっけなく不合格でしたが、長崎の青雲中学校に合格することができました!
なんと中学校から親元離れての寮生活。はじめはもう親にいろいろ干渉されなくて済むとウキウキしながらJR特急「かもめ」に乗って長崎に行ってましたが、現実は超〜厳し〜い!!
小学校時代はクラスでも成績の良い方と過信していたら、進学校では、ビリから10番目くらい!!補習、補習の毎日で先生から怒られる毎日に転落。あ〜〜。そういえば、その時代、携帯電話はもちろんなく、親への連絡は寮にある公衆電話を使っていました。長崎から長距離電話のため、10円玉をいっぱい持って、公衆電話に寮生皆で長い列をつくっていました。やがてテレホンカードも出てきたような…
中学校3年生になって転機が訪れました。当時の英語の先生との出会いです。はじめは怒られる毎日にやる気の低〜い最悪の生徒でした。ところがとあるぼ〜っとしているとき、「親元離れて親に高いお金を出してもらって、寮で生活。お前は何のために今ここにおるんか?」「目的がないならさっさと帰れ!」と叱られ、スイッチが入りました!!
そこから、学校の時間以外も「やり過ぎ」と周囲に心配されるほど勉強しました。
成績が上位50番以内は掲示板に紙に張り出されていた記憶がありますが、高1になってはじめて名前が張り出されました!そしたら、まーー、こんなに!?というくらい周囲の先生の対応が変わり、びっくり!今考えると、自分が変わったから周囲も変わった?とにもかくにも毎日怒られる生徒から褒められる生徒に一変!やっぱり成績って大事なんだなーとしみじみ実感しました。あと、人(指導者)との出会いも大切ですよね。
どうやら親も個人面談で中学時代は怒られっぱなし、高校に入って突然担任の先生に褒められたため、「高校は感じいい先生ばかり」と言ってました(笑)ついでに何か高い肉を食べさせてもらったような!(笑)
「現役で九大歯学部に合格したら一人暮らししてもいい」と両親との交渉成功。閉塞感に満ちた田舎での男子校生活からの脱出をモチベーションにいざ、センター試験!
ところがなんと現代文0点!模試でもなかった最低点!!あ~~、だめか…
フタをあけてみると、九州大学歯学部にギリギリラインで合格することができました!
三代目が出来た喜びか、私学にやらなくて済んだ喜びか、合格発表の夜、家族皆で食事のとき、祖父(初代院長)と父(二代目院長)がすごく喜んで酔っぱらっていたのは今でも記憶しています。
さあ、いざ、一人暮らし!!
さー、男子校生活から無事脱出して、あこがれの一人暮らし!プライベートはご想像にお任せします!楽しそうなテニスサークルなどもあったのですが、なぜかサッカー部に入部。サッカーなどしたことなかったのに、部活紹介で先輩の部活勧誘で「初心者でもぜんぜんOK。合コンもバイトもいいの紹介するからぜひおいで!」どの言葉に反応したかはわかりませんが、翌日入部。入った頃はJリーグもまだ始まってないためか、部員が13人。サッカーは11人必要。そうか〜、そのためか〜!
ところが入部当初は弱小サッカー部にだったはずが、2年目にJリーグ開幕!その人気のためか同期に県選抜2人、後輩にはなんと全国大会経験者などがどんどん入部。女子マネージャーも増え、卒業するまでの6年間で全国歯学部サッカー大会で優勝2回、三位2回のチームで大学生活を全うすることができました。
このサッカー部入部がなければ、現在の一番の趣味のフットサルもありません。やはり、出会いは大切ですね!さらにサッカー部OBに口腔外科のDr.が多いことから、卒業後の研修先も九州大学第二口腔外科(現・顔面口腔外科)に決定!
この縁で将来につながる大切な先生、先輩、友人、後輩を数多く得ることができました。
国家試験は無事、現役合格。ついに小学校時代からの夢(?)だった歯科医師に!
そしてまたあこがれだった九州大学第二口腔外科入局!「第二口腔外科」は全身麻酔下の手術も行い、いわゆる体育会系のノリで「よく学び、よく遊ぶ!」がモットーの医局でした。医療技術はもちろん、人間性も本当に尊敬できる先生方、先輩方に恵まれ、社会人・医療人としての心構えから、幅広い知識や高度な技術まで学ぶことができました。ここで学んだことは現在の診療にもかなり大きく役立っています。
そして、さらなる出会いが!!
口腔外科だけでは、一般歯科診療はできません。一般歯科診療の習得に四苦八苦していた時代にまた運命の出会いが!!
この第二口腔外科のOBの「安東俊夫先生」が同門会で一般歯科診療の講演をして下さいました。その講演の素晴らしさに感動し、自分がやりたいのはこれだ!と感じました。
九州大学歯学部第二口腔外科に5年在籍の間、宮崎は日南市のかわさき歯科口腔外科にて勤務・勉強させていただいた後、平成13年、新宮町の安河内歯科医院に戻って働くようになりました!
このとき29歳!そして趣味での大きな出会いが。当時はまだ無名だった「フットサル」をする施設が新宮町にあり(SPORVA21 新宮店)、小学校の同級生の紹介からリーグ戦のチームに入ることができました!そこからこれを書いている現在42歳、まだまだ現役でリーグ戦を戦っています。
趣味は充実、32歳で結婚、2人の子どもに恵まれ、さあ、仕事もっと頑張るぞ!
新宮町に帰ってきてから約10年、二代目院長である父と同じ診療室で仕事をすることができました。初代からの積み重ねられた貴重な工夫を教えてもらうことができました。
父他界後、平成23年に三代目院長として、改めて開業登録をすることになりました。
安東先生の感動の講演から7年。新宮町で頑張って勉強し、安東先生の講演はお聞きするものの雲の上の存在。面識は全くありませんでした。それがこれまた第二口腔外科の縁で、なんと安東先生主催の勉強会(現在のPABC)に所属することができました!
それまでも九州大学で学んだ経験などからそこそこの自信はあったつもりだったのですが、安東先生の診療レベルは想像以上の全く違う高いレベルのものでした。
平成20年頃からPABCで勉強させていただき、診療レベルも見違えるようになりました(ぜひ、当院で体感されて下さい!!)。もちろん、さらに高いレベルの先生方もたくさんおられ、安河内歯科医院の歯科技術は日々進化しております!!
安東先生の教えから、
「医療従事者は生涯勉強し続けてていくもの、勉強に終わりはない」
という信念を持つことができ、現在も勉強し続けることができる大きな原動力になっています!!
つづく…?
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × | × |
午前:9:00~12:30
午後:14:00~19:00
休診日:日曜・祝日、水曜・土曜の午後